育児や介護などを理由に一度看護の現場を離れてしまうと、復職することを躊躇ってしまう主婦の方もいます。
その理由は、長年のブランクによる不安です。
たとえば、採血を行う時にきちんと静脈注射を行うことが出来るのか、もし患者に何かあったらどうしようと不安になる人もいるでしょう。
万が一のことを考えてなかなか復職出来ないという看護師もいます。
以前学んだことがあっても、ブランクがあれば忘れてしまうからです。
潜在看護師が多い理由は、以前学んだことを忘れていたらどうすれば良いのかと不安に感じてしまうことです。
そんな場合、看護師向けの復職セミナーを受けてみるのはどうでしょうか。
看護専門の求人サイトなどでは、ブランクを感じている看護師のための講座も用意していますので、積極的に受けると良いでしょう。
復帰できない潜在看護師の一番の理由は、医療が想像していたよりも進化しており、以前とは異なる名称になっていたり、検査方法が新しくなっているなどと戸惑うことが多いからです。
以前は紙のカルテだったのに電子カルテに変わっていて、かなり驚いたという人もいます。
また、素手で薬を塗ってはいけなかったりとなっていて、細かいことを見ても、昔と今とではかなり変わってしまったのです。
復職しても、そういった新しい技術についていけず、結果的には辞めなくてはいけなくなるかもしれません。
潜在看護師が復職するためには、医療に関する新しい情報を常にキャッチすることも必要なのです。