看護師としてのキャリアを一時的に中断したことがある方は、潜在看護師と呼ばれます。
潜在看護師は家庭や子育て、介護などの理由で退職したり、休職したりした方のことです。
日本では潜在看護師の数は、約70万人を超えると推定されています。
看護師不足が深刻な問題となっている中、潜在看護師の復職は医療現場にとって急務といえるでしょう。
しかし、潜在看護師が復職するにはさまざまな課題があります。
たとえば、ブランク期間中に医療技術や知識を忘れてしまったり、進化する医療現場についていけるか不安に感じたりすることがあるのです。
勤務時間や条件に合う職場を見つけることも大変でしょう。
また、子育て中の方は自分の子どもの保育や学校行事などと両立することも難しいかもしれません。
そこで、ブランクのある看護師が復職する際におすすめなのが、保育園での看護師の仕事です。
保育園での看護師の主な仕事内容は、園児の健康管理や急変時の対応、病院への付き添い、健康相談などが挙げられます。
おすすめの理由として、勤務時間が短く固定されていることが多い、夜勤がない、休日や長期休暇が取りやすいなどです。
ブランクのある看護師は、自分に合ったペースで復職を目指すことが大切となります。
保育園の看護師は、子どもたちの健康を守る責任ある仕事ですが、同時に楽しくてやりがいのある仕事でもあると言えるでしょう。
ブランク期間中にセミナーや研修に行っているなら、その経験やスキルを活かしてみると良いです。